COVID-19 ワクチン接種に関して(第2報)

2021年8月14日付で日本産科婦人科学会から、
『新型コロナ ウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチン について(第2報)』との提言が、
2012年8月23日付で厚生労働省から、
『新型コロナウイルス感染症対策(COVID-19) ~妊婦の方々へ~』とのリーフレットが発行されました。

これらの中で、
1. 新型コロナウイルス感染が原因で胎児に先天異常が引き起こされる可能性は低い
2. 妊娠中、特に妊娠後期に新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいとされている
3. ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はない
4. 妊婦さんは時期を問わず ワクチンを接種することをお勧めします
5. 妊娠中、授乳中の 方もワクチンを接種することができます
6. 夫またはパートナーの方もワクチンを接種をお願いします
とされています。

最近になって妊娠中に新型コロナに感染された妊婦さんのニュースも散見されるようになりました。
妊娠中の感染は母体および胎児へのリスクが増加する可能性がありますので、妊娠成立前にワクチン接種を済ませることが理想的と考えています。
もしも接種開始後2回目接種までに妊娠が判明した場合にも2回目の接種をお勧めします。

疑問などございましたら、院長及びスタッフにご相談ください。

 新型コロナ ウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチン について(第2報)(日本産科婦人科学会)

 新型コロナウイルス感染症対策(COVID-19)~妊婦の方々へ~(厚生労働省)